鞭打ち
2017/05/05
画像で写りにくく,自覚症状が中心となる障害の場合には,後遺症の認定が困難となる場合があります。
その種の障害で交通事故において圧倒的に多いのは頸椎捻挫,外傷性頸部症候群(いわゆる鞭打ち)です。治療期間が長期に渡ることも珍しくありません。
例えば後ろから追突されることがバックミラー等で予測できた場合には,身構えることができるので症状は軽く済みます。
一方,全く予期しないで衝突された場合には症状が強くでることになります。
事故後,1~2日経過後症状が出てくる場合もあります。
女性の場合は首が長く,筋肉も比較的弱いため,症状がでやすいと言われています。
鞭打ちの場合,椎体関節,椎体,靱帯,筋肉,脂肪組織が損傷します。
後遺障害等級12級「局部に頑固な神経症状を残るもの」
後遺障害等級14級「局部に頑固な神経症状を残すもの」
以 上